Interviews社員インタビュー

地元山口県の観光業に携わりたいという思いが元々あったのですが、様々な職種の中でも旅館であれば、民間の立場から食、文化、自然環境など多面的に関われるのではないかと考えていました。中でも大谷山荘は地元に根ざした企業であり、経営理念の説明を受ける中で、地域を大切にする旅館であるように感じたことが決め手となりました。また、生まれ故郷や、歴史史跡の多い萩市から近いことも、仕事以外の時間を充実させる上で魅力に感じました。

就活中の会社説明会で大谷山荘を訪れたときに、行き交う人すべてにスタッフが会釈をし声をかける、就活生にもそれは変わらずに接するところを見て、心動かされたところがありました。仕事をするなら、自信をもってお勧めできるような商品を提供する会社で働きたいと思っていたので、その光景は、入社を決める大きな動機になったと思います。実際、お客様からも、その接客姿勢へのお褒めの言葉をいただくことが多く、心に残るおもてなしです。

入社前までは大谷山荘のことを知らなかったのですが、入社してからは、想像以上に大谷山荘の認知度の高さやブランド力を感じる場面がありました。｢以前から行ってみたかったが宿泊してみて良かった｣｢はじめて山口に来たけれどまた訪れたくなった｣というようなお声を聞くと、山口を代表する旅館で働いていて良かったという気持ちになります。大谷山荘には、各地の地酒や、市場から直接仕入れた天然の魚介など、地元のものを品揃え豊かに、より良い状態で提供できる強みがあります。 山口での旅や旅館への期待の高いお客様が多くお越しですので、山口の魅力や地元の良いものをお勧めできることを誇りに感じます。

販売促進グループでWEB業務を行っています。具体的には、公式ホームページの管理や、宿泊プランのネット販売、広告の出稿やSNSの更新などです。インターネットでのご予約が増えている中、ネットプランの販売や、情報発信は欠かせないものになっています。大谷山荘での滞在の魅力が伝わるように、館内で季節毎に企画される催しや、四季の料理、温泉街で行われる地域のイベントなどをホームページのブログで紹介したり、Instagramに投稿したりもしています。画像はカメラマンの方に撮っていただくこともありますが、自ら撮影することも多々あります。苦悩しながら仕上げる記事もありますが、アクセスが伸びたり、いいね!が増えたりするなど成果が見える分やりがいも感じています。

大谷山荘に宿泊したいと思っていただく為には、すでにある情報を伝えるだけでなく、新しい楽しみを創り出す必要があります。この魅力があるから行ってみたいと思う企画を立てて、それを発信し、実際に来ていただくという一連の流れに、しっかりと携われるようになりたいと思います。より良い仕事をするには、分析ツールからの情報を活用しながら、適切に市場を読む力の向上や、お客様が欲しいと思う情報をすぐに発信できるような体制づくりが求められます。WEB業務に携わるメンバーや、他部署の方々と協力しながら、大谷山荘のブランドイメージを高めていきたいです。

山口県は、豊かな自然に恵まれているお陰で観光資源がたくさんありますので、ここへ訪れる方々に様々な提案ができるのが良いところだと思います。特に長門市からは日本最大級のカルスト台地である秋吉台や世界遺産にも登録された萩城下町、絶景スポットの角島や元乃隅神社と、山口県を代表する観光地まで1時間圏内とアクセスが良いので、観光にお越しの方には自信をもってお勧めできます。日常でもその良さは享受しており、通勤時は野鳥のさえずりが聞こえるなど、のどかな環境で、余暇は街へ出かけたり、海沿いをドライブしてリフレッシュしたりしています。他にも、長門ならではの野菜やお魚、鶏肉が安くて美味しいことも魅力に感じています。

WEB業務では、数値的な成果を出すことを求められる所もありますが、最後はお客様にとっても従業員にとっても役に立ったと感じていただけるコンテンツを作ることを忘れないようにしています。例えば、大谷山荘では望遠鏡から直接星を観測できる天体ドームがあり、その月に観測できる天体情報をホームページから発信しています。専門度の高い分野ですが、宿泊前の期待を高めていただけるよう、可能な限り分かりやすく、興味を持っていただけるよな記事を目指して作成しています。お客様にとって満足度の高い旅にしていただくという目的がまず先にありますが、同時にこの記事を読んだ従業員にも館内で提供しているサービスについて、詳しく知っていただきたいという思いもあります。読んでいただいた社員の中で、お客様と今月見た星について共通の知識の中で会話ができることはより良いおもてなしにも繋がりますし、記事があることで、ご案内の手助けになると思っています。困ったときは大谷山荘のホームページを見ていただけるよう、お客様にも従業員にも頼られる情報発信ができるように努めています。