Interviews社員インタビュー
- 2017年/調理
- 中途(キャリア)採用
- 中原 明将
- Q1. 大谷山荘を選んだ決め手は?
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妻が隣の美祢市出身で、帰省の際に度々大谷山荘を利用しておりました。
前職は東京で料亭に努めてましたが、山口県で新たに生活基盤を作る為にIターン就職をする際、兼ねてから強い関心を寄せていた大谷山荘が自分の経験を生かせると同時に更なる調理技術の向上と知識を広げることができると考え応募しました。
これまで会席料理1本で研鑽を積んできましたが、大勢のお客様へ提供する調理技術、接客サービスとの連携など新しい視点で学びたいと思った事と、個人的に大谷山荘は山口県で1番の旅館だと思い、働くなら地域で1番の施設で働きたいと考えた事が転職の決め手となりました。
- Q2. どこに最も魅力を感じましたか?
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大谷山荘では調理に関連するセクションが5つあります。
①仕組や細工を施した毎月献立が替わる本格的な会席料理。
②宴席で提供する団体のお客様に向けた会席料理。
③お客様とコミュニケーションを取りながら、対面で調理をする鉄板焼料理。
④バラエティ豊かな調理や地元食材に触れることができる朝食ビュッフェ。
⑤毎日焼き立てを提供する自家製ベーカリー。
学ぶ意欲さえあればいくらでもスキルアップができる所です。
- Q3. 実際に入社してみてどう感じましたか?
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実際に入社後は前の職場の仕事と大谷山荘の仕事の違いに当初は戸惑いました。出汁の取り方、野菜の茹で加減、塩のあて方ひとつ同じ事はなく、入社前に考えていた通り、新しい知識と技術を得ることができています。
- Q4. 現在担当している仕事について教えてください
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現在、雲遊という会席料理を提供する部門で勤務しています。
主にお刺身を造る向板を担当しております。
旅館では珍しく鮮魚は仕入れ担当部門があり、毎日その日に水揚げされた新鮮な魚介類を市場で買付けております。決められた魚ではなく季節毎、海の天候状況により日々違う魚種を取り扱うので飽きることなく毎日が勉強になります。
- Q5. 今現在、目指していることを教えてください。
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私は食文化に大変興味があり、山口県の郷土料理や歴史、伝統食材等を調べています。山口県は三方を海に囲まれ、南は瀬戸内海に面した温暖な気候、北は日本海に面した寒冷地です。その為食文化や食材も豊かでバラエティに富んでおり、その魅力を料理によって表現していきたいです。
- Q6. 山口県の魅力、長門での生活の魅力は?
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私は10年以上東京で生活をしておりましたが、子供の成長を考えて山口県に移住しました。
<山口県の魅力>
その1.季節の彩りを肌で感じられる山々で収穫する、椎茸や自然薯など山菜類の豊富さ。
その2.底が見える程透明度の高い海と自身で釣る魚介類の美味さ。
その3.蛍やかぶと虫、バッタやセミ等、生き物を自分でつかまえる楽しさ。
他にもりんごや梨をとったり、キャンプで星を見たりたくさんの良い所があります。
今、私の家の庭には四季折々の木や草花を育てておりますが、3歳の娘と水やりをし、花の芽がでた事に喜ぶ姿を見れる事が密かなブームです。
- Q7. 仕事をするうえで一番大切にしていることは何ですか。
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私が大切にしている事は「誠心誠意心を込める」事です。
きれい事のように聞こえますが、365日実行する事はとても難しいです。よって私は常々自分自身に「誠心誠意心を込めて…心を込めて」と念じています。
心を込めてお客様、職場の仲間、友人や家族と接する。心を込めて食材を調理する。心を込める、簡単なようで難しい1番大切な事と考えています。
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