Interviews社員インタビュー

大谷山荘を選んだ理由は2つあります。1つ目は、以前より関心をもっていたお客様をもてなすサービス業で、故郷の山口県に貢献し、恩返しをたいという思いがあったからです。2つ目は、経営理念にある山草花のおもてなし」という考え方に魅力を感じたからです。ただ、心尽くしの対応をするのではなく、お客様お一人おひとりのお心に添うように自然体でおもてなしをする。このような会社の理念から、日本文化の良さを感じられ、お客様にお選びいただける旅館になるために大切なことなのだと共感し、入社を決めました。

日本の礼儀作法や、着物の着付け、茶道など、一生もののスキルを身につけれることが魅力と感じました。
入社後の研修期間では、おもてなしに関する様々な能力を身につけるための実習があり、和の伝統を学ぶ楽しさを覚えました。また、日々お客様と接することで、コミュニケーション力も高めることができると思います。

接客業の奥深さを実感いたしました。入社したての頃は、基本となるマニュアルの通りに仕事を進めようと思っていましたが、そう上手くはいかず、日々お客様と接する中で、様々なご要望にお応えし、お一人おひとりにあわせた対応が求められる難しさを身をもって感じました。
お客様のお気持ちや周囲の状況を推し量り、臨機応変に行動する柔軟さが必要となります。また、大谷山荘では研修期間が十分にあり、担当の先輩からは驚く程、手厚くご指導していただきました。社会人になったばかりで、仕事についていけるか不安な気持ちでいた私たちにとって、しっかりとしたサポート体制が整っているのは有難かったです。

現在は別邸音信に配属され、お客様のお迎えからお見送りまで、ご滞在の間、様々なご要望やお心に寄り添いながら、おもてなしをする接客担当をしています。ご来邸されたお客様には、まず、茶室にてお抹茶で一服していただき、その後、館内やお部屋のご案内をします。そして、レストランにて、夕食と朝食の提供をします。お客様のお気持ちがダイレクトに感じられ、非常にやりがいのある仕事だと思っています。

基本的なお部屋などの案内、料理提供は身についたので、更に質を上げる意識は持ちつつ、その他の業務にも携われるようになりたいと考えています。また、喜びと感動をもたらす環境を創り出すには、自分自身がその楽しさを知っていることが大切です。
常日頃 からお客様と同じ目線になり、様々なことに視野を向け、実際に経験するなどして、見聞をひろげていきたいです。そうすることで得た知識や感性が日々のおもてなしの中で自然と表れ、お客様との繋がりをより深めてくれると考えています。
接客のプロとして更にサービスの幅を広げ、磨きをかけていきたいです。

山口県や長門での生活の魅力は、まず、海が身近であることから、美しい自然のスポットを楽しむことができ、新鮮な海の幸も豊富です。また、萩市をはじめとし、古き良き歴史的景観が数多く残っています。
ここ長門には山口県最古の歴史ある温泉があり、泉質も非常に良い為、癒しの湯めぐりを気軽に楽しむことができます。

私が仕事をするうえで一番大切にしていることは挨拶です。挨拶には、お互いの心を開いて、相手の心に近づいていくという意味が込められており、コミュニケーションの第一歩となる重要なものです。また、挨拶は基本的なマナーであると同時に、顔の表情や姿勢、声のトーンを通じ、自分の印象が相手に伝わる為、お客様に親しみをもって頂けるよう、笑顔での挨拶を心がけています。また、接客に限らず、当社には様々な部署があり、全社の連携によってお客様をおもてなしすることができています。業務は違えど、その繋がりは非常に密接であるので、より関係を広げ、深めていく為にも気持ちの良い挨拶から始まる交流を、これからも大切にしたいです。