観光スポット

攝津國一之宮 住吉大社

まずは傾斜48度の反橋を渡って4つの本殿(国宝)へ!大阪の住吉大社でご利益たっぷり享受

摂津国一之宮 住吉大社は、全国に2300社ある住吉神社の総本社です。1800年の歴史、初詣だけで200万人、600基の灯籠、そして4つの国宝(本殿)と、その壮大さは、数々の数字が物語っております。

御祭神は、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)が禊(みそぎ)を行った際、海中より出現した底筒男命(第一本宮)、中筒男命(第二本宮)、表筒男命(第三本宮)の住吉三神と住吉大社の鎮斎・神功皇后(第四本宮)が御祭神です。神功皇后の鎮斎は、新羅を平定し無事帰還できた神功皇后が住吉大神の神託により現在の地に鎮斎されました。

御神徳は、6つございます。まずは、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)が祓 (みそぎ) を行った際に住吉三神が出現されたことから、祓(はらえ)を司る神として崇敬されております。現在、夏に行われる「住吉祭」では、全国から多くの方がお祓いにやってきます。
次に、住吉三神が海より出現したことを受けて「航海安全の神」として信仰されております。境内にある約600基の石燈籠の多くが運送船業の関係者から奉納されたものです。
農耕・産業の神としても崇められており、昔、住吉大神が草を敷かずに苗代をつくる方法を教えたという言い伝えが残っております。毎年6月14日には「御田植神事」が行われ、境内にある御田(約二反)にて田植えが行われます。実は、この「御田植神事」は、山口県と深い繋がりがございます。神宮皇后が五穀豊穣を願い、長門国(山口県)から植女を呼び寄せ境内にある御田で田植えを行ったことが始まりです。
また、住吉大神が鎮斎されるにあたり、神功皇后は土師弓部(はじのゆみべ)十六人に警護をさせたと云われております。そのことより、弓の神としての信仰も篤く、新春行事として邪気退散・天下泰平を祈願した御結鎮神事(お弓始め)が行われます。
その他、和歌の神や相撲の神としても深い信仰を集めている大社です。

約3万坪の境内には、4棟の本殿(国宝)と摂社(住吉の祭神とゆかりの深い神社)、末社(住吉と関係ある神社や、崇敬している人が境内に招いた神社など)合わせて27社、住吉大社のシンボル・反橋や願いが叶う石がある五所御前、その願いごとが叶うか否かを占う「おもかる石」、記念撮影スポット「一寸法師のお椀」など、多くの見どころがございます。特に体験していただきたいのが、正面神池に架けられた神橋「反橋」で、その最大傾斜約48度。この橋を通って本殿へとおすすみくださいませ。

住吉大社は年間を通じて祭事や行事がございます。7月30日から3日間、開催される「住吉祭」の大神輿は、重さ700貫(約2トン)もあり圧巻です。もし、住吉大社にいってみたいと思われたら、まずは年中行事をご覧になってくださいませ。お出かけの際に参考になさってはいかがでしょうか?
大谷山荘からの
アクセス
お車で約410分
地元民おすすめ情報

住吉大社の特別祭

御田植神事
日程:6月14日13時~
場所:第一本宮~御田
五穀豊穣を祈願する神聖行事。

神宮皇后が五穀豊穣を願い、長門国(山口県)から植女を呼び寄せ境内にある御田で田植えを行ったことが始まりです。
1979年2月24日、国の重要無形民俗文化財に指定されました

住吉祭
日程:7月30日~8月1日

住吉大社野中でも盛大な祭典。最終日を飾る大神輿は重さ700貫(約2トン)。迫力の神輿が反橋を渡る光景は、圧巻です。熱い3日間を通じて、大阪中が「お清め」されます。

観月祭
日程:中秋日18時~20時半すぎ
場所:第一本宮~反橋
中秋の名月に月明かりの元、反橋のうえで、行われる神事。全国より募集された献詠のうち入選された歌を古式作法で詠みあげ披露、その後、住吉踊が奉納されます。
幻想的な光景は、来る人を魅了します。少し趣深い、住吉大社の神事です。

住所 大阪府大阪市住吉区住吉2丁目9-89
駐車場 あり 有料
営業時間・開館
時間など
開門・閉門時間について
開門時間・6:00(4月~9月)
     ・6:30(10月~3月)
※毎月一日と初辰日は6:00開門
閉門時間・外周門 16:00
     ・御垣内 17:00(1年中)
休業日・定休日など 年中無休
備考

※正月期間・住吉祭(夏祭り)期間のご留意点
●開閉門時間が異なりますのでお問い合わせ下さい
●住吉大社周辺で交通規制が実施されますので、ご参拝の際は公共交通機関をご利用ください。
● 住吉大社有料駐車場も閉鎖いたします。

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