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山口県 長門市エリア

うつわの秋 vol.05~いろとり~

2024/09/14 - 2024/10/14

長門湯本温泉で開催される深川萩の萩焼文化を体験するイベント「うつわの秋」。温泉街の各会場では、全5つの深川窯で作陶する8人の作家による作品が展示され、萩焼を身近に感じることができます。 2024年の今年は、旧暦9月を「色取月/彩月(いろどりつき)」と呼ぶことにちなんだ「いろとり」がテーマとなり、木の葉色づく季節にふさわしい色とりどりの萩焼が展観されます。 萩焼は、16世紀末の文禄・慶長の役で、毛利輝元が朝鮮李朝の陶工である李勺光と李敬を招いたことに始まり、毛利氏の御用窯として萩市で制作が行われました。後の1657年に長門湯本に隣り合う集落・長門市深川三ノ瀬の地で「三ノ瀬焼物所」として独立開業がなされ、ここでの萩焼が「深川萩」と呼ばれるようになります。一方、萩市松本の窯の萩焼は「松本萩」と呼ばれています。現在三ノ瀬で作陶される窯元は、李勺光の流れをくむ弟子筋が祖となっており、歴史の深さを感じます。 会期中は、各会場で異なる萩焼作品を観覧いただける他、深川萩でお抹茶を味わうイベントや金継ぎ体験など、萩焼にまつわるイベント(要予約あり)も多数企画されております。長門湯本の温泉街を散策しながら、うつわを愛でる秋をお愉しみくださいませ。

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