萩市笠山虎ヶ崎にある椿群生林では、約25,000本のヤブツバキが例年2月中旬~3月下旬にかけて見頃を迎えます。
この群生林では約60種類の椿が自生しており、花の色や大きさ、開花時期などが異なるものがありますので、長い期間お愉しみいただけます。
椿の花の香はほとんどなく、その花言葉には控え目といわれるものが多く、日本ならではの奥ゆかしさを感じることができるかもしれません。
咲き終わりの椿は個々に散り行かず、開花した姿のまま落ち椿となります。樹上で鮮やかに綻んでいた椿が、地面までも彩る光景をお愉しみいただけるとともに、どこか儚さを思うものでございます。
ヤブツバキの咲き乱れる見頃に合わせて「萩・椿まつり」も開催されます。