- 女将だより
- 2014/05/01
土星
土星
華麗な輪をもつ、土星が5月中頃地球に最接近し、これから観望の好機を迎えます。 公転周期30年の土星は、15年ごとに地球から見て厚さが約100M位しかない輪が水平になるため、望遠鏡で見ても輪が見えなくなるか、細い線にしか見えなくなります。 四年前が、その年に該当していましたが、それ以降の輪は少しずつ開いていき、今年の土星は十分リングの美しさを楽しむことができます。 ちなみに三年後に輪が最も開き、その後また少しずつ閉じていきます。 ☆5月の星空情報はこちらをクリック→ [国立天文台ほしぞら情報]光の速度
- 光は1秒間に約30万Km(地球を7周半)進み、1年では9兆4600億Kmにもなります。
- 太陽の光は地球に達するまでに 8分19秒かかります
- 月の光は地球に達するまでに 1.3秒かかります
宇宙の距離単位
- 宇宙はとても広大なため、星と星の距離単位として「光年」や「天文単位」という表現を用います。
- 1光年=光が1年間に進む距離 (9兆4600億Km)
- 1天文単位=太陽と地球の距離 (約1億5000万Km)
地球の時間
- 1日は24時間ですが、地球の自転(1回転)の時間は23時間56分と約4分程ずれが生じます。
- 「うるう年」を設けて調整しているのは、公転周期が365日に少し足りないからです。
- 地球の自転 (23時間56分)=400m/秒
- 地球の公転 (365日)=30km/秒