俵山のしゃくなげ園
先日、当館から車で約20分の所にある 俵山のしゃくなげ園に行ってまいりました。
広い山の斜面には約三万本もの日本しゃくなげや西洋しゃくなげ等約170種類もの色とりどりのしゃくなげが栽培されています。
このしゃくなげ園は、実は個人の方がご自宅の裏山や休耕田に何十年もかけてこつこつと、地道に植栽を続けて来られ、今では5ヘクタールの敷地にびっしりと咲き誇り道行く人の目を楽しませてくれています。
そのきっかけは、昭和45年にスーパーで見かけたしゃくなげの美しさに一目で惚れ込んだのが始まりだそうで、平成21年には日本観光協会主催の「花の観光地づくり大賞」を受賞され山口県の団体としては、初めての事だったそうです。
この日は園の花見交流会が行われていて、山口県知事さんや前知事さん始め多くの皆様が来られ地元の方々やボランティアの皆さまとの交流を深めておられました。
ここまで築いて来られた金川鐵夫氏のお人柄が伺われ心もほっと和みました。
見ごろは4月中旬から下旬ですが、こちらのしゃくなげは早咲きと遅咲きの品種があり、かなり長い時間楽しむことができます。
今年は、例年に比べますとかなり早くから咲き始めたそうで、満開の頃に比べますとやや寂しいかもしれませんが、ゴールデンウィークの間でもお楽しみいただけそうです。
時間がございましたらお散歩がてら足を延ばされては如何でしょうか。
かなり坂道もございますので、歩きやすい靴でお出かけくださいませ。