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4月に観測できる星空~天体ドーム

4月8日頃「木星」が観望の好期です~4月の天体ドーム

こんにちは。天体ドームです。 4月にご覧いただける星空情報をご案内させて頂きます。 2017年は4月8日頃、一年で最も地球に近づく「木星」が観望の好期を迎えます。 「木星」は、直径が地球の11倍もある太陽系最大の惑星ですが、水素とヘリウムを主成分としたガスからなる惑星なので、地球のような地面などがありません。 また、9時間56分という太陽系で一番速い自転等に起因する、秒速150kmくらいの風にのって流れるアンモニアなどを成分とした雲が、独自の「しま模様」をつくっています。 望遠鏡で観測すると、この「しま模様」や17世紀にガリレオ・ガリレイが小さな望遠鏡で観測していた4個の衛星が光の点像として見えます。 ●4月5日(水)~12日(水)頃 ・月 ・ミザール ・木星 ●4月13日(木)~30日(日)頃 ・ミザール ・木星 【衛星】 惑星のまわりを回る星。地球の衛星は月1個しかありませんが、木星には小さいものを含め60個以上もあります。 —————– ☆4月の星空情報はこちらをクリック→ [国立天文台ほしぞら情報]
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光の速度

  • 光は1秒間に約30万Km(地球を7周半)進み、1年では9兆4600 億Kmにもなります。
  • 太陽の光は地球に達するまでに 8分19秒かかります
  • 月の光は地球に達するまでに 1.3秒かかります

宇宙の距離単位

  • 宇宙はとても広大なため、星と星の距離単位として「光年」 や「天文単位」という表現を用います。
  • 1光年=光が1年間に進む距離 (9兆4600億Km)
  • 1天文単位=太陽と地球の距離 (約1億5000万Km)

地球の時間

  • 1日は24時間ですが、地球の自転(1回転)の時間は23時間56 分と約4分程ずれが生じます。
  • 「うるう年」を設けて調整しているのは、公転周期が365日に 少し足りないからです。
  • 地球の自転 (23時間56分)=400m/秒
  • 地球の公転 (365日)=30km/秒