- 萩焼
- 2019/09/22
【萩焼】日本橋三越本店にて開催。君子素餐スル勿れ「HAGI 陶 五人展」のご案内(期間:2019年9月24日)
吉田松蔭先生の志を受け継ぎ、萩焼の現代・未来を継承し作陶に取り組む、五人の萩焼陶芸家の作品展「HAGI 陶 五人展」
ただいま、日本橋三越本店の6階あースクエアにて開催されております「HAGI 陶 五人展」は、9月24日(火)が最終日でございます。吉田松陰先生の言葉「君子素餐する勿れ」の志を、受け継ぐ5人の萩焼陶芸家(岡田泰氏、坂悠太氏、坂倉正紘氏、渋谷英一氏、田原崇雄氏)の作品が展示されております。また、本館7階では、第66回日本伝統工芸展も開催。田原崇雄氏は、本工芸展で4回目の入選をされました。お近くにお越しの際は、ぜひ御足をお運びくださいませ。萩焼の現在と未来を担う陶芸家の志を感じていただけますと幸いでございます。(画像:パンフレット中面/撮影場所は山口県萩市松下村塾)君子素餐スル勿レ「HAGI 陶 五人展」の志
吉田松蔭先生の言葉「君子素餐スル勿れ」とは
明治維新のたて役者を数多く排出した吉田松陰先生の漢詩「君子勿素餐」。君子素餐(そさん)するなかれ(君たちは、どうかいたずらに、時を過ごすことがないように)と読みます。これは、吉田松陰先生が処刑される年の前年、安政5年6月、山田顕義(市之允)氏に与えた漢詩です。時代の行く先を見つめ、大きな志で強く生きた吉田松陰先生言葉は、今なお、私たちの心の奥に響きます。萩焼を継承する5人の陶芸家の志を展覧会で
本展覧会は、「君子素餐するなかれ」時間を無駄にしてはらないという吉田松陰先生の志を受け継ぎ、現代そして未来を担う5人の陶芸家の作陶展。時代の行く先を見つめ、萩焼の表現世界を求めて、制作に励んでおられます。萩焼の伝統を継承しつつ、今の世に感性を受けた個性あふれる昨日をぜひ、ご覧くださいませ。展覧会の詳細情報
- 会場:日本橋三越本店 本館6階 アートスクエア
- 会期:令和元年9月18日(水)〜24日(火)※最終日:17:00閉場
- 住所:東京都中央区日本橋室町1-4-1
- 時間:午前10:00~17:00
萩焼の現代・未来を継承する5人の陶芸家
岡田 泰氏
- 1976年:山口県萩市に生まれる
- 2002年:東京造形大学美術学部彫刻科卒業
- 2009年:日本伝統工芸展入選10回
- 2015年:日本陶芸展毎日新聞社賞受賞
- 2017年:山口県芸術文化振興奨励賞受賞
坂 悠太氏
- 1988年:山口県美東町に生まれる
- 2010年:京都造形芸術大学美術工芸学科陶芸コース卒業
- 2011年:京都府立陶工高等技術専門校修了
- 2013年:京都市伝統産業技術者研修修了
- 2014年:母 十三世髙麗左衛門死去に伴い坂窯を継承する
坂倉 正絋氏
- 1983年:山口県長門市に生まれる
- 2009年:東京藝術大学 大学院彫刻専攻修了
- 2017年:茶の湯の造形展入選、現代茶陶展入選
- 2017年:明日への扉(ディスカバリーチャンネル)出演
- 2019年:ブレイク前夜(BSフジ)出演
渋谷 英一氏
- 1979年:山口県萩市に生まれる
- 2011年:長三賞 第30回記念大会 受賞
- 2016年:「現在形の陶芸」萩大賞Ⅳ大賞受賞
- 2018年:第5回陶美展 最高賞(日本陶芸美術協会賞)受賞
- 2018年:山口県芸術文化振興奨励賞受賞
田原崇雄氏
- 1982年:山口県長門市に生まれる
- 2007年:東京藝術大学 大学院彫刻専攻修了
- 2015年:日本陶芸展入選2回
- 2016年:日本伝統工芸展入選3回
- 2019年:山口伝統工芸展日本工芸会山口支部長賞受賞
大谷山荘よりお車で約5分、萩焼深川窯を継承する陶芸家・田原崇雄氏と坂倉正絋氏の作品は、大谷山荘2階「萩焼ギャラリー」でご覧いただけます。ご来荘の際は、ぜひお手にとって、手のひらにしっくりと寄り添う、世界にひとつだけの器を見つけてくださいませ。
- 場所:大谷山荘2階「萩焼・金子みすゞコーナー」
- 営業時間:平日 7:00〜11:00/15:00~21:30(11:00~15:00 休業)、土日祝 7:00〜21:30
■この情報に関する問合せ »大谷山荘 予約センター 電話:0837-25-3300(9:00~18:00)