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【山口観光】日本の棚田百選に選ばれた「東後畑棚田」(ひがしうしろばたたなだ)。海✕田んぼの絶景棚田を撮影しませんか?

イカ釣り漁船の漁火と夕日が映える撮影スポット!日本の棚田百選に選ばれた「東後畑棚田(ひがしうしろばたたなだ)」。2019年10月12日~14日全国棚田サミットが長門市で開催

「東後畑棚田(ひがしうしろばたたなだ)」は日本の棚田百選に選ばれております

日本海を背景に田園風景を撮影してみませんか?長門市の観光名所・元乃隅神社(もとのすみじんじゃ)より車で約10分、油谷半島の海を見渡す位置にある棚田が東後畑棚田です。本州最西北端の向津具半島を中心に約600ヘクタールもの棚田が広がっております。棚田とは、山間部などの傾斜面に階段状に作られた水田のことを言いますが、東後畑棚田は、日本海に面した斜面上に段々と水田が作られております。ちょうど、稲が成長する前の6月中旬頃まで、田んぼにはられた水面がひろがり、どこか懐かしい風景となります。写真の左手、突き出した半島が川尻岬、画像の中央部にあるのが夫婦岩といわれる立石観音でございます。稲が成長する前(6月上旬頃迄)、日中の天気がよい日は、水田の水面と日本海の海面に陽光がそそぎ、美しい光景がひろがります。特に、晴れた日の夕暮れ時もおすすめで、日本海に沈む丸い夕日が段々畑を包む光景は息を呑む光景です。もちろん、一面に緑が広がる夏の棚田、黄金色の稲穂が棚田一面にひろがる秋も撮影におすすめでございます。元乃隅神社からの観光と一緒に、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか?(上記画像:2018年5月12日撮影、下記画像:津黄の方面が元乃隅神社、右折すると、こちらも絶景の高台・千畳敷)
※2019年5月23日の様子

少しづつ、棚田のかたちが見えてまいりました。

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イカ釣り漁船の漁火と夕暮れの棚田の光景は全国のカメラマンに人気

もうひとつ、特筆したいのが、田んぼの水面が夕日に映える毎年5月中旬から6月上旬頃、夕暮れ時の全国から多くのカメラマンが棚田に訪れます。実は、東後畑棚田は、イカ釣り漁船の漁火が映える棚田として人気の撮影スポットでございます。一隻、また一隻と、夕日と入れ替わるように漁火を照らす光景は、思わず、カメラを向けたくなる光景です。真っ暗になる前のほんの一瞬、日没の30分前のわずかな時間。もちろん、風が強く漁にでられない時や曇りの日は、美しい光景を捉えることができません。(画像協力:一般社団法人山口県観光連盟・おいでませ山口写真館より)

撮影シーズンはいつ頃?

撮影におすすめのシーズンは、田んぼの水はりを終えて田植えが始まる前のタイミング。ちょうどこの頃、イカが産卵のために海岸近くに寄ってくるため、イカ釣り漁船も海岸近くで漁をします。そのため、海面にゆらぐイカ釣り漁船の漁り火を捉えた美しい景色を撮影できます。これが、9月以降になりますと、漁場が沖になるため漁り火が遠くなります。(下記画像:2018年6月11日撮影、上から19:21⇒19:32⇒19:50撮影。この火の日の入り時刻:19:26頃)。 »山口県の日の入り時刻を調べる(国立天文台のサイトへ) tanada-sunset06111921-otanisanso tanada-sunset0611121-otanisanso tanada-sunset06111950-otanisanso  

日本の棚田百選とは?

農林水産省が1999年に発表した「日本の棚田百選」に「東後畑棚田」が選ばれました。全国117市町村、134地区の棚田が選ばれたのですが、中でも、段々の水田が海岸近くまで広がっていること点が評価されております。2019年10月12日(土)~14日(月)までの期間、第25回全国棚田サミットが長門市で開催されます。棚田サミットにちなんだ、棚田米でつくられた長門限定お菓子などの販売も開始されております。ぜひ、長門のお土産に選んでみてはいかがでしょうか?

»棚田サミットについての詳しい情報

»棚田米のお菓子について詳しく見る

   
■東後畑棚田(ひがしうしろばたたなだ)アクセス情報
・距離:大谷山荘よりお車で約26分
・住所:〒759-4711 山口県長門市油谷後畑
・その他:駐車場あり、トイレあり
・公式サイト:長門市観光コンベンション協会

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