- 天体ドーム
- 2018/12/30
【1月の天体ドーム】月夜も星明かりも凛と輝く。冬ならではの観測を楽しみませんか?
月夜もより美しい、冬の星空観測を楽しもう
こんにちは。大谷山荘・天体ドームです。 2019年最初の1月にご覧いただける、長門の星空情報をご案内いたします。 12月に引き続き、すばるやオリオン星雲、月をご覧いただけます。 また、後半は、南の空にシリウスが見えるようになります。 冬の夜空を望遠鏡で直接除くため、どうぞ、コートをお持ちになってご参加くださいませ。 (上記画像:大谷山荘天体ドームにて撮影)冬の空に明るく光る「シリウス」とは?
南の空のやや低い位置でみられる星。おおいぬ座の恒星で、地球からみると、太陽の次に明るく見える恒星です。 ギリシャ語では「光り輝く者」という意味があります。 シリウスの実視等級では、-1.5等級。恒星の中で一番明るい星ですが、星本来の明るさで一番ではありません。 その理由は、8.6光年と距離が近いためだからです。 見た目の明るさを「実視等級」と呼びますが、これに対して、全ての星を32.6光年の距離に置いたと仮定した場合の明るさを「絶対等級」と呼びます。 これが、星本来の明るさです。 全体等級では、白鳥座のデネブ(1800光年)が、-7.6等級とトップクラスです。1月の観測予定
●1月1(火)~13(日) ・すばる ・オリオン星雲 ●1月14(月)~23(水) ・すばる ・月 ●1月24(木)~28(月) ・すばる ・オリオン星雲 ・シリウス天体ドームご予約方法
詳細情報
- ・開館時間…19:30~22:10
- 休館日…毎週火曜日
- 場所…大谷山荘屋上(8階ギャラリーに併設)
- 料金…ご宿泊のお客様無料(先着予約制)
- ご利用方法…先着予約制(1回につき12席)
観測スケジュール
- 19:30、19:50
- 20:10、20:30、20:50
- 21:10、21:30、21:50
ご予約方法
上記よりご希望の時間をお知らせくださいませ(お電話またはご要望欄に記載くださいませ)。 ※満席の場合や天候によりご覧いただけない場合がございます。 ※天候により星空が観測いただけない場合は、過去の映像をご覧いただけます。 >>天体ドームからの情報一覧へ■よくある質問 「なぜ、屋上に天体ドームがあるのですか?」 「お客様にも長門の美しい星空を眺めていただきたい」 長門/仙崎出身の金子みすゞ氏の詩を愛する 当館会長の発案で屋上に設置いたしました。 実は、金子みすゞ交流会のご縁で出会った理学博士 佐治晴夫先生のお言葉「目に見えるものが、 全てではありません。真昼のお星をご覧いただきましょう」 と、玉川大学の天文台で見た真昼の星の美しさに 感動したことが始まりでございます。 のどかな里山の自然に包まれた長門の夜空の記憶を、 旅の思い出にお持ち帰りくださいませ。
星空についての豆知識
光の速度
- 光は1秒間に約30万Km(地球を7周半)進み、1年では9兆4600億Kmにもなります。
- 太陽の光は地球に達するまでに8分19秒かかります
- 月の光は地球に達するまでに1.3秒かかります
宇宙の距離単位
- 宇宙はとても広大なため、星と星の距離単位として「光年」「天文単位」を用います。
- 1光年=光が1年間に進む距離(9兆4600億Km)
- 1天文単位=太陽と地球の距離(約1億5000万Km)
地球の時間
- 1日は24時間ですが、地球の自転(1回転)の時間は23時間56分と約4分程ずれが生じます。
- 「うるう年」を設けて調整しているのは、公転周期が365日に少し足りないからです。
- 地球の自転(23時間56分)=400m/秒
- 地球の公転(365日)=30km/秒
冬の旅は道路状況が心配~というお客様へ
その日の道路情報をリアルタイムに入手いただける参考サイトをご紹介いたします。 どうぞ、旅づくりの参考にしてくださいませ。少しでもお役に立てれば幸いでございます。- >>中国エリアの高速道路状況
- >>山口県内の一般道情報
- >>渋木トンネルのカメラ
もちろん、当日の長門湯本温泉の近隣情報は、どうぞお気軽にお問合せくださいませ。
【お問合せ】0837-25-3300(9:00~18:00)
>>各都市から大谷山荘へのアクセス情報を見る