秋の夜長はのんびり空を見上げて、煌めく星たちをご覧になりませんか?
こんにちは。大谷山荘・天体ドームです。
10月にご覧いただける、長門の星空観測情報をご案内いたします。
秋の深まりを感じる10月は、冬の星たちが姿をみせてくれます。
まずは、秋の夜長を飾るのが
「ペルセウス二重星団」 。
観望好期の日には、目の覚めるような星の輝きをご覧いただけます。
その後は、冬の夜空の代名詞
「スバル」が登場いたします。
ペルセウス二重星団とは?
秋の星座、カシオペア座とペルセウス座の中間あたりにある天体。
8000光年という遠いところにあるため、肉眼では見えませんが、
望遠鏡で見ると、二人の「散開星団」が同じ視野に並んで見え壮観です。
※「散開星団」について~
星は、星間分子雲という、ガスとチリの集まりから、連続的に生まれてくるため、
生まれた時は通常、集団を形成しています。 こうした若い星の集団を、散開星団と呼びます。
<10月の観測予定>
●10/1(月)~15(月)
・アルビレオ
・ベガ
・ペルセウス二重星団
●10/16(火)~24(水)
・月
・アルビレオ
●10/25(木)~30(火)
・アルビレオ
・スバル~冬の星たち
ただ今、山口県の日の入り時刻は?
※山口県の在の日の入り時刻17:51(参考資料:
国立天文台のページより)
ご宿泊のお客様は無料でご覧いただけます。
どうぞ、天体ドームの望遠鏡で夜空を眺めて、季節の移り変わりをお愉しみくださいませ。お待ちいたしております。
<天体ドーム予約方法>
■詳細情報
・開館時間…19:30~22:10
・休館日…毎週火曜日
・場所…大谷山荘屋上(8階ギャラリーに併設)
・料金…ご宿泊のお客様無料(先着予約制)
・ご利用方法…先着予約制(1回につき12席)
■観測スケジュール
19:30、19:50
20:10、20:30、20:50
21:10、21:30、21:50
■ご予約方法
上記よりご希望の時間をお知らせくださいませ。
(お電話またはご要望欄に記載くださいませ)
※満席の場合や天候によりご覧いただけない場合がございます。
※天候により星空が観測いただけない場合は、過去の映像をご覧いただけます。
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■よくある質問
「なぜ、大谷山荘の屋上に天体ドームがあるのですか?」
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「お客様にも、長門の美しい星空を眺めていただきたい」思いより
長門/仙崎出身の金子みすゞ氏の詩を愛する当館会長の発案で屋上に設置いたしました。
実は、金子みすゞ交流会のご縁で出会った、理学博士・佐治晴夫先生の
「目に見えるものが、全てではありません。真昼のお星をご覧いただきましょう」と、
玉川大学の天文台で見た真昼の星の美しさに感動したことが始まりでございます。
のどかな里山の自然に包まれた長門の夜空を眺めながら、懐かしい夜のひとときを
旅の思い出にお持ち帰りくださいませ。
星空についての豆知識
光の速度
- 光は1秒間に約30万Km(地球を7周半)進み、1年では9兆4600億Kmにもなります。
- 太陽の光は地球に達するまでに8分19秒かかります
- 月の光は地球に達するまでに1.3秒かかります
宇宙の距離単位
- 宇宙はとても広大なため、星と星の距離単位として「光年」「天文単位」を用います。
- 1光年=光が1年間に進む距離(9兆4600億Km)
- 1天文単位=太陽と地球の距離(約1億5000万Km)
地球の時間
- 1日は24時間ですが、地球の自転(1回転)の時間は23時間56分と約4分程ずれが生じます。
- 「うるう年」を設けて調整しているのは、公転周期が365日に少し足りないからです。
- 地球の自転(23時間56分)=400m/秒
- 地球の公転(365日)=30km/秒
もっと詳しく星空のことを知りたい時は、
「国立天文台ほしぞら情報」 のサイトが大変参考になります。ぜひご覧になってくださいませ。