1. TOP
  2. 大谷山荘だより
  3. 2月に観測できる星空~天体ドーム

2月に観測できる星空~天体ドーム

2月に観測できる星空~天体ドーム

こんにちは。天体ドームです。 2月にご覧いただける星空情報をご案内させて頂きます。 1月に引き続き、2月は月が見える時以外は、一番明るく見える「シリウス」や「すばる」など、一年の中でも賑やかな冬の夜空をご覧いただきたいと思います。 ●2月4日(土)~11日(土/祝) ・月 ・すばる(昴) ・シリウス ●2月12日(日)~28日(火) ・すばる(昴) ・オリオン星雲 ・シリウス 【シリウス】 実視等級では、-1.5等級と恒星の中では、一番明るい星です。 ※これは距離が8.6光年と近いためで、星本来の明るさで一番ではありません。 【オリオン星雲】 冬の星座を代表するオリオン座。そのベルトの位置に並ぶ三つ星の左下あたりに、 肉眼でもボーとしているところが鶏が羽をひろげたような形をした「オリオン星雲」です。 星雲の中ほどには、台形のように集まった四つ星が輝き、この生まれて20万年ほどの赤ちゃん星たちが、周りのガスを発光させています。ここは、多くの星々が現在進行形で誕生しつつある、いわば「星の製造工場」ともいうべき領域です。 —————– ☆2月の星空情報はこちらをクリック→ [国立天文台ほしぞら情報]
orion

光の速度

  • 光は1秒間に約30万Km(地球を7周半)進み、1年では9兆4600 億Kmにもなります。
  • 太陽の光は地球に達するまでに 8分19秒かかります
  • 月の光は地球に達するまでに 1.3秒かかります

宇宙の距離単位

  • 宇宙はとても広大なため、星と星の距離単位として「光年」 や「天文単位」という表現を用います。
  • 1光年=光が1年間に進む距離 (9兆4600億Km)
  • 1天文単位=太陽と地球の距離 (約1億5000万Km)

地球の時間

  • 1日は24時間ですが、地球の自転(1回転)の時間は23時間56 分と約4分程ずれが生じます。
  • 「うるう年」を設けて調整しているのは、公転周期が365日に 少し足りないからです。
  • 地球の自転 (23時間56分)=400m/秒
  • 地球の公転 (365日)=30km/秒