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3月に観測できる星空~天体ドーム

兵士の視力検査に使われた星「アルコル」を見てみよう~3月の天体ドーム

こんにちは。天体ドームです。 3月にご覧いただける星空情報をご案内させて頂きます。 3月の中旬頃までは冬の天体、後半から遅い時間になると、沈んでしまう冬の天体にかわり、春の天体が加わってまいります。 ●3月5日(日)~14日頃(火) ・月 ・すばる(昴) ・シリウス ●3月15日(水)~31日(金) ・すばる(昴) ・シリウス ・ミザール 【ミザール】 北斗七星の柄の端から2番目に位置する星。 昔、アラビアで兵士の視力検査に使われた星と言われております。 (ミザールのすぐそばにより沿うようにある「アルコル」という小さな星。この星を肉眼で見ることができれば、兵士として合格。だったそうです。 通常視力が1.5以上あれば見えるようです) さらに、望遠鏡で見ると、ミザール自体がまた2つの星に分離します。 ミザールは、複数の星がお互いに重力を及ぼしあいながら、共通の重心を中心に、一定の周期で回り合う連星です。 —————– ☆3月の星空情報はこちらをクリック→ [国立天文台ほしぞら情報]
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光の速度

  • 光は1秒間に約30万Km(地球を7周半)進み、1年では9兆4600 億Kmにもなります。
  • 太陽の光は地球に達するまでに 8分19秒かかります
  • 月の光は地球に達するまでに 1.3秒かかります

宇宙の距離単位

  • 宇宙はとても広大なため、星と星の距離単位として「光年」 や「天文単位」という表現を用います。
  • 1光年=光が1年間に進む距離 (9兆4600億Km)
  • 1天文単位=太陽と地球の距離 (約1億5000万Km)

地球の時間

  • 1日は24時間ですが、地球の自転(1回転)の時間は23時間56 分と約4分程ずれが生じます。
  • 「うるう年」を設けて調整しているのは、公転周期が365日に 少し足りないからです。
  • 地球の自転 (23時間56分)=400m/秒
  • 地球の公転 (365日)=30km/秒