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【体験】7月は「土星」の輪を観測。長門の星空観測へようこそ~大谷山荘の天体ドーム

7月は「土星」の輪を見よう~大谷山荘の天体ドームで長門の星空観測体験

こんにちは。大谷山荘・天体ドームです。 7月にご覧いただける、長門の星空観測情報をご案内させて頂きます。 美しいリングをもつ土星が、これから観測の好期を迎えます。リングは、数センチから数メートルサイズの無数の氷の粒子から成り立っています。また、土星は、30年かけて太陽のまわりを回っているため、太陽と地球、土星の位置関係が変わるにつれて、地球から見た輪の開き具合も変化いたします。15年ごとに輪を真横から見るようになります。そのとき、厚さが50メートル前後しかない輪は、細い線のように見えます。8年くらい前が、その年に該当しておりました。 それ以降、輪は少しづつ開いてゆき、今年は輪が最大に開いているため、土星本体の頭の部分が見えない状態になっています。 ●7月3日(月)~7月8日(土)頃 ・月 ・木星 ●7月9日(日)~7月31日(月)頃 ・木星 ・ベガ 【ベガ】 西洋の「たて琴」をなぞらえた「こと座」の一等星。距離は25光年。わし座のアルタイル、白鳥座のデネブとともに、夏の大三角形をかたちづくっています。ちなみに、地球の歳差運動により、12,000年後には、地球にとっての北極星になります。 —————– ☆7月の星空情報はこちらをクリック→ [国立天文台ほしぞら情報]
Saturnus

光の速度

  • 光は1秒間に約30万Km(地球を7周半)進み、1年では9兆4600 億Kmにもなります。
  • 太陽の光は地球に達するまでに 8分19秒かかります
  • 月の光は地球に達するまでに 1.3秒かかります

宇宙の距離単位

  • 宇宙はとても広大なため、星と星の距離単位として「光年」 や「天文単位」という表現を用います。
  • 1光年=光が1年間に進む距離 (9兆4600億Km)
  • 1天文単位=太陽と地球の距離 (約1億5000万Km)

地球の時間

  • 1日は24時間ですが、地球の自転(1回転)の時間は23時間56 分と約4分程ずれが生じます。
  • 「うるう年」を設けて調整しているのは、公転周期が365日に 少し足りないからです。
  • 地球の自転 (23時間56分)=400m/秒
  • 地球の公転 (365日)=30km/秒