9月は白鳥座に輝く2つの星を見よう~大谷山荘の天体ドームで長門の星空観測体験
こんにちは。大谷山荘・天体ドームです。
9月にご覧いただける、長門の星空観測情報をご案内させて頂きます。
8月に近づいた土星もだいぶ遠ざかり、観望は9月中旬頃までになります。ベガは引き続きご覧いただけます。
土星にかわってご覧いただけるのは、白鳥座の頭の位置で輝くアルビレオです。
【アルビレオ】
初夏から初秋の宵にかけて、夜空に大きな十字を描く白鳥座の頭のところで淡く輝いている星。
肉眼では暗い一つの星にしか見えませんが、望遠鏡を覗くと、ブルーとオレンジ色の星がペアになって輝いています。
この2つの星は、「銀河鉄道の夜」の中でも、まわりあうサファイヤとトパーズとして美しさをなぞらえております。
●9月4日(月)~9月6日(水)
・土星
・月
●9月7日(木)~中旬頃
・土星
・ベガ
●9月中旬~9月27日(水)頃
・ベガ
・アルビレオ
●9月28日(木)~9月30日(土)
・月
・ベガ又はアルビレオ
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■天体ドーム観測スケジュール(予約制/火曜日定休/各回12名様)
19:30、19:50
20:10、20:30、20:50
21:10、21:30、21:50
※観測ご予約方法:要望欄に希望時間をお知らせください(お電話でも承っております。)
※満席でご希望に添えない場合はご希望時間にちかいお席をご用意させて頂きます。
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☆9月の星空情報はこちらをクリック→
[国立天文台ほしぞら情報]
光の速度
- 光は1秒間に約30万Km(地球を7周半)進み、1年では9兆4600億Kmにもなります。
- 太陽の光は地球に達するまでに
8分19秒かかります
- 月の光は地球に達するまでに
1.3秒かかります
宇宙の距離単位
- 宇宙はとても広大なため、星と星の距離単位として「光年」や「天文単位」という表現を用います。
- 1光年=光が1年間に進む距離
(9兆4600億Km)
- 1天文単位=太陽と地球の距離
(約1億5000万Km)
地球の時間
- 1日は24時間ですが、地球の自転(1回転)の時間は23時間56分と約4分程ずれが生じます。
- 「うるう年」を設けて調整しているのは、公転周期が365日に少し足りないからです。
- 地球の自転
(23時間56分)=400m/秒
- 地球の公転
(365日)=30km/秒