- 萩焼
- 2019/10/07
【萩焼】天満屋創業190周年記念「萩十五代 坂倉新兵衛 正紘 父子展」のご案内(会期:2019年10月23~28日)
長門湯本三ノ瀬の地で約400年、深川萩の伝統窯・萩焼宗家、十五代坂倉新兵衛先生とご子息正紘先生の父子展
長門湯本の三ノ瀬の地で約400年近くにわたり萩焼の伝統を継承する、萩焼の宗家十五代坂倉新兵衛先生とご子息・正紘先生。このたびに2度目の父子展が、天満屋創業190年周年記念として、2019年10月23日(水)~28日(月)の期間、福山天満屋、6階美術画廊にて開催されます。会期中の10月23日(水)、26日(土)、27日(日)は、作家先生が会場に在席の予定でございます。お近くにお越しの際は、ぜひ御足をお運びくださいませ。(画像:パンフレット中面)今春の勲章にて旭日双光章を受賞された坂倉新兵衛先生とご子息正絋先生の作品・約100点をご覧いただけます
本展覧会では、伝統的な技が織りなす茶陶から現代感覚溢れる花器まで、約100点の作品が展観されます。特に、萩焼の陶祖を家祖とし、今年で45年の作陶歴を迎える先生の作品と次世代の萩焼を担うご子息・正絋先生の作品を同時にご覧いただけるのも、父子展覧会の魅力でございます。作品が醸し出す萩の土の素晴らしさをぜひご体感くださいませ。※山口県指定無形文化財萩焼保持者でもある坂倉新兵衛先生は、この春、令和元年春の叙勲・旭日双光章を受賞されました。「旭日双光章は、国家又は公共に対し功労がある方で、功績の内容に着目し顕著な功績を挙げた方に与えられる賞である」。(引用:内閣府の公式サイトにより)»令和元年春の叙勲受章者名簿(内閣府の公式サイトpdf)
10月23日(水)、27日(日)はお呈茶席の催しも開催。茶の湯の玄人にも愛された萩焼のたのしみ方を再発見
会期中の2日間、「お呈茶の席」が催されます。萩毛利藩の御用窯として茶陶を発展させてきた萩焼は「一楽、二萩、三唐津」と謳われ、古くより茶道と深いつながりがございます。使い込むほどに主人の人柄を投影し変化し続ける器…「萩の七化け(はぎのしちばけ)」と言われ、萩焼ならではの魅力でございます。お呈茶席の開催日程
- 10月23日(水)…表千家 高橋勇一 先生
- 10月27日(日)…裏千家 渡邉宗圭 先生
- 開催時間:10:30~16:30(各日共通)
展覧会の詳細情報
- 会場:福山天満屋 6階美術画廊
- 会期:2019年10月23日(水)〜28日(月)
- 時間:10:00~19:00 ※最終日:17:00閉場
- 住所:〒720-8636 広島県福山市元町1-1
- 画廊直通電話:084-927-2521
坂倉新兵衛先生、坂倉正紘先生の陶歴
十五代 坂倉新兵衛先生
- 1972年 東京芸術大学美術学部彫刻科卒業
- 1974年 同大学院陶芸専攻修了
- 1978年 十五代坂倉新兵衛を襲名
- 1993年 ロサンゼルス日米文化会館に於いて個展
- 1998年 明治村茶会にて 野点席・立札席担当及び歴代展
- 2000年 パリ 萩焼四百年展に出品
- 2012年 日本工芸会理事・並に山口支部幹事長就任
- 2013年 県指定無形文化財萩焼保持者に認定を受ける
- 2014年 佐川美術館に於いて「新兵衛の樂・吉左衛門の萩」展開催
- 2019年 春の叙勲 旭日双光章受賞
坂倉正紘先生
- 1983年 山口県長門市に生まれる
- 2007年 東京芸術大学美術学部彫刻科 卒業
- 2009年 同大学大学院彫刻専攻修了
- 2011年 京都市伝統産業技術者研修修了
- 2016年 美濃茶盌展入選、陶美展入選
- 2017年 茶の湯造形展入選、現代茶陶展入選 ディスカバリーチャンネル「明日への扉」 (by athome) 出演
- 2018年 美濃茶盌展入選(2回)
大谷山荘よりお車で約5分、萩焼陶祖を家祖とし深川萩の伝統窯を継承する十五代坂倉新兵衛先生とご子息 正紘先生の作品は、大谷山荘2階「萩焼ギャラリー」でご覧いただけます。ご来荘の際は、ぜひお立ちよりくださいませ。
- 場所:大谷山荘2階「萩焼・金子みすゞコーナー」
- 営業時間:平日 7:00〜11:00/15:00~21:30(11:00~15:00 休業)、土日祝 7:00〜21:30
■この情報に関する問合せ »大谷山荘 予約センター 電話:0837-25-3300(9:00~18:00)