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【萩焼】十代 坂倉 善右衛門氏の作陶二十周年記念展が下関大丸で開催(11月27日~12月3日)

赤間硯にゆかりのある作品・月煌彩や陶魚など造形作品が発表。坂倉善右衛門氏の二十周年記念展

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下関の伝統工芸・赤間硯とゆかりのある「月煌彩シリーズ」。従来の萩焼と一線を画した重厚な黒の煌き

約360年の伝統を紡ぐ萩焼深川窯の陶芸家・十代坂倉善右衛門氏。萩焼の伝統を継承しながらも、独自の技法で新しい萩焼の世界を創作されておられます。今回の二十周年記念展でご覧いただけるのは、黒の煌きが特徴的な「月煌彩シリーズ」の作品。同じ山口県の伝統工芸である赤間硯の削粉を使い、これまでにない独自の黒の色彩を編み出しました。実は、坂倉善右衛門氏は、江戸時代から七代目五郎右衛門の代を最後に、一度作陶の火を消しました家を、2006年に一度は火を消した窯を再び蘇らせた陶芸家。その創意への情熱は、作品のひとつ一つから伝わります。当日は、従来の萩焼とはイメージを画した「月煌彩」作品を中心に、陶魚など立体的・流動的に曲線を追及した造形作品をご覧いただけます。会期中は全日、坂倉善右衛門氏も美術画廊にいらっしゃいますので、ぜひ、お立ち寄りくださいませ。

十代 坂倉 善右衛門作陶二十周年記念展

  • 会期:2019年11月27日(水)~12月3日(火)
  • 会場:下関大丸 5階美術画廊
  • 時間:10:00~19:30(最終日は16:00まで)
  • ご案内:坂倉 善右衛門氏の来場(会期中、全日在廊)

坂倉 善右門氏の陶歴

現在、大谷山荘よりお車で約5分・深川湯本三ノ瀬の窯で作陶されておられます。画像は、坂倉善右衛門窯の工房にて撮影いたしました画像の一部でございます。
    • 昭和44年 山口県長門市生まれ
    • 平成6年 神戸芸術工科大学 工業デザイン学部 卒業
    • 平成8年 多治見市陶磁器意匠研究所 修了
    • 平成18年 十代 坂倉善右衛門 襲名
    • 平成21年 「山口伝統工芸展」朝日新聞奨励賞 以後二回
    • 平成24年 「陶美展」入選 以後4回
    • 平成25年 「萩の陶芸家たち展」審査員特別賞
    • 平成26年 萩大賞展 審査員特別賞
    • 平成26年 陶壁「椿」制作
    • 平成27年 長三賞常滑陶芸展入選
    • 平成28年 山口伝統工芸展 朝日新聞社賞
    • 平成29年 日本伝統工芸展 入選 以後二回

坂倉善右衛門氏の作品ご紹介

坂倉善右衛門氏の公式サイトへ


坂倉善右衛門氏の作品は、大谷山荘2階の「萩焼&金子みすゞギャラリー」でもご覧いただいけます。ご来荘の際は、ぜひお立ちよりくださいませ。(場所:お土産処「山茶花」向い)
  • 場所:大谷山荘2階「萩焼・金子みすゞコーナー」
  • 営業時間:平日 7:00〜11:00/15:00~21:30(11:00~15:00 休業)、土日祝 7:00〜21:30

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■この情報に関する問合せ
»大谷山荘 予約センター
電話:0837-25-3300(9:00~18:00)