- 萩焼
- 2020/12/06
【萩焼】器の贈り物を探して~萩焼の企画展「てのひらの景色’20」開催(2020年12月11日~28日)
今年も開催。長門湯本温泉のギャラリーカフェ「cafe&pottery音」に、5人の陶芸作家の作品が集います。
年の暮れに作家が手掛けた器を愉しむ企画展(イベント)「てのひらの景色’20」が、cafe&pottery音で開催されます。今年の会期は、12月11日~28日の約2週間。萩焼深川窯から、おなじみの若手作家が出品する他、今年は京都から2名の作家が加わり、普段と異なる作風をお愉しみいただけます。大谷山荘からは、情緒あふれる温泉街を通りぬけて徒歩10分の距離。ほっと一息、ぬくもりを感じる器の優しさに触れてみませんか?
暮らしを彩る、種々様々な器類。作家の感性がひかる作品を日常に。
2020年もあとわずか。12月は一年をふりかえることが増えてまいります。しばらく会えていないお友達や、お祝いしそびれてしまった記念日など、次こそはお誘いしたいという思いも深まりつつあるのではないでしょうか?年の終わりを締めくくる頃、長門湯本温泉では、萩焼深川窯の若手作家が携わる萩焼のギャラリーカフェ「cafe&pottery音」にて「てのひらの景色’20」が開催されます。参加作家は、昨年と同じく萩焼深川窯から坂倉善右衛門氏、坂倉正紘氏、田原崇雄氏、そして今年は京都から潮 桂子氏、崔 龍熙氏が揃いました。お皿ひとつをとっても作家によって表現の仕方が異なり、それぞれの暮らしのイメージが広がります。テーブルにあるだけで凛とした雰囲気が漂う品々。探しもとめていた贈り物が見つかるかもしれません。また、年末は作品を観賞しながらゆっくり過ごす、というのも、なにかと慌ただしくなる季節に穏やかな瞬間を与えてくれます。コーヒーの香りにつつまれながら、cafe&pottery音で、個性あふれる作家の作品をお愉しみくださいませ。
出品作家(順不同・敬称略)
- 潮 桂子(うしお けいこ)氏
- 崔 龍熙(さい りゅうき)氏
- 坂倉 善右衛門(さかくら ぜんえもん)氏
- 坂倉 正紘(さかくら まさひろ)氏
- 田原 崇雄(たはら たかお)氏
坂倉 正紘氏の活躍は、Discover Japan 2020年12月 特集「うつわ作家50」でも紹介されております。
WEB版Discover Japanの記事はこちらからご覧くださいませ。
「てのひらの景色’20」のイベント情報
イベント会期のご案内
- 会場:cafe&pottery音
- 会期:2020年12月11日(金)〜28日(月)
- 時間:10:00~16:00 (イベントにより変更の場合あり)
- 住所:〒759-4103 山口県長門市深川湯本1261-12
- 定休日:毎週火・水・木曜日(イベントにより変更の場合あり)
- 画廊直通電話:0837-25-4004
〉イベントの詳細は、長門湯本みらいプロジェクトへ
〉cafe&pottery音の最新情報は公式フェイスブックへ
「cafe&pottery音」について
音信川沿いの遊歩道が整備され、まち歩きが一層たのしくなった長門湯本温泉の一角に、川のせせらぎを聴きながら一服できるギャラリーカフェがございます。cafe&pottery音は、2017年に古民家をリノベーションして誕生し、以来この地域で作陶を続ける萩焼深川窯の若手陶芸家の作品と、自家焙煎コーヒーを愉しむスペースとして、観光客のみならず地元の人びとにも親しまれています。個性的ながら、日常にとけこんでいくような器が多く、オーダーしたスイーツが運ばれる時、実際に器として使用されている様を見て気づく発見もございます。すべては作家による一点もの。コーヒーカップや盃、皿に一輪挿しなど、ひとつひとつ手にとって、指先になじむ一品を見つけてみてくださいませ。
萩焼の器を身近に感じていただきたく、館主がセレクトした器を展示販売するスペースが館内にもございます。このたびの企画展にも参加されている、萩焼深川窯の作家による作品や、現代的な感性を取り入れた金子司氏の作品を中心に取り揃えております。また、新年の挨拶に使いたい絵葉書や、和雑貨もございますので、お気軽にお訪ねくださいませ。
- 場所:大谷山荘2階「萩焼&金子みすゞギャラリー」(お土産処「山茶花」向い)
- 営業時間:8:00~21:00