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【6月の天体ドーム】望遠鏡で「おりひめ星」を見ませんか?

夏の大三角形を形づくる星「ベガ」を見よう

こんにちは。大谷山荘・天体ドームです。 6月は、夜空で白色の強い光を放っております、こと座のベガ(七夕のおりひめ星/織女星)をご覧いただけます。夏の夜空にみごとな大三角形を形づくる星のひとつです。木星も引き続き観望いただけます。 <6月の星空観測予定> ●6月3日(日)~8日(金)頃 ・月 ・木星 ●6月9日(土)~30日(土)頃 ・木星 ・ベガ ・アルクトゥールス ただ今、山口県の日の入り時刻は、 夜空をご覧になりたい場合は、20:10~以降の回がおすすめでございます。 ※山口県の在の日の入り時刻19:24(参考資料:国立天文台のページより)
【ベガ】
西洋の「たて琴」をなぞらえた「こと座」の一等星。距離は25光年。
アルファ星ベガは、白色の0.0等星。シリウス、カノープス、
ケンタウルス座のアルファ星、アルクトゥールスについで、全天で五番目に明るく、
わし座のアルタイルと、はくちょう座のデネブを結んで、夏の夜空にみごとな
夏の大三角形を形づくっています。
ちなみに、地球の歳差運動により、12,000年後には、
地球にとっての北極星になります。

【歳差運動】
太陽と月が地球に及ぼす引力により、地球は2万6千年周期で首振りをしています。
 このため、地球の地軸が北を指す方向が徐々に変ってゆき、北極星も替わってゆきます。
※ご宿泊者のお客様は無料でご覧いただけます。
ぜひ、大谷山荘の天体ドームで星空観測をご体験くださいませ。お待ちいたしております。
<予約方法> ■天体ドーム詳細情報 ・開館時間…19:30~22:10 ・休館日…毎週火曜日 ・場所…大谷山荘屋上(8階ギャラリーに併設) ・料金…ご宿泊のお客様無料(先着予約制) ・ご利用方法…先着予約制(1回につき12席) ■観測スケジュール 19:30、19:50 20:10、20:30、20:50 21:10、21:30、21:50 ■ご予約方法 上記よりご希望の時間をお知らせくださいませ (お電話またはご要望欄に記載くださいませ) ※満席の場合や天候によりご覧いただけない場合がございます。 ※天候により星空が観測いただけない場合は、過去の映像をご覧いただけます。 →もっと過去の天体ドームからのお知らせを見てみる。
■よくある質問
「なぜ、大谷山荘の屋上に天体ドームがあるのですか?」
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「お客様にも、長門の美しい星空を眺めていただきたい」との思いのもと、
長門/仙崎出身の金子みすゞ氏の詩を愛する当館会長の発案で屋上に設置いたしました。
実は、金子みすゞ交流会のご縁で出会った、理学博士・佐治晴夫先生の
「目に見えるものが、全てではありません。真昼のお星をご覧いただきましょう」と、
玉川大学の天文台で見た真昼の星の美しさに感動したことが始まりでございます。
のどかな里山の自然に包まれた長門の夜空を眺めながら、懐かしい夜のひとときを
旅の思い出にお持ち帰りくださいませ。
金子みすゞ

☆星空についての豆知識☆

 
光の速度
  • 光は1秒間に約30万Km(地球を7周半)進み、1年では9兆4600億Kmにもなります。
  • 太陽の光は地球に達するまでに8分19秒かかります
  • 月の光は地球に達するまでに1.3秒かかります
宇宙の距離単位
  • 宇宙はとても広大なため、星と星の距離単位として「光年」や「天文単位」という表現を用います。
  • 1光年=光が1年間に進む距離(9兆4600億Km)
  • 1天文単位=太陽と地球の距離(約1億5000万Km)
地球の時間
  • 1日は24時間ですが、地球の自転(1回転)の時間は23時間56分と約4分程ずれが生じます。
  • 「うるう年」を設けて調整しているのは、公転周期が365日に少し足りないからです。
  • 地球の自転(23時間56分)=400m/秒
  • 地球の公転(365日)=30km/秒
もっと詳しく星空のことを知りたい時は、 「国立天文台ほしぞら情報」 のサイトが大変参考になります。ぜひご覧になってくださいませ。
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