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【山口のお土産】萩焼の陶芸家・カネコツカサ氏の器を入荷いたしました(1月)

新しい年のはじまりに。客人をもてなす器を選んでみませんか?

あけましておめでとうございます。お健やかに新春を迎えられたことと、お慶び申し上げます。大谷山荘2階の萩焼ギャラリーでは、萩の陶芸家・カネコツカサ氏の工房にお伺いし、新しい萩焼の器を仕入れてまいりました。今回は、猪口や高杯、湯呑に小皿、醤油さしに箸置など、新年を祝い、客人をご自宅にお招きするシーンを想像しながら選んだ作品でございます。本日は、その一部をご紹介いたします。※ 画像:カネコツカサ氏の工房にて

ひとつ一つに趣が異なる器。客人を思い浮かべながら一つひとつ器を選ぶたのしみ

1~3月は新年会やご入学、ご進学、転勤など、お祝い事の多い季節。ご自宅に客人を招く機会も多いかと存じます。そんな門出の季節を素敵な思い出に残していただきたく、「墨流し」というカネコツカサ氏独自の技法が映える「湯呑」や「猪口」を仕入れてまいりました。丸みを帯びた湯呑は、見た目の色合いはもちろん、大きさも一つひとつ異なります。女性のお客様には小ぶりで愛らしい色合いの湯呑を、男性のお客様には少し大きめでしっかりした色合いの湯呑を、とお客様の様子に合わせて選んでみてはいかがでしょうか?もちろん、お祝い用のギフトとしてもおすすめでございます。例えば、筒型の湯呑なら使い手の好みの色やラッキーカラーなどを考えて選べば、贈り手の思いが伝わるギフトになるはずです。色合いはもちろん、カタチや絵柄、一つひとつに個性を発揮するカネコツカサ氏の萩焼の器は、長く使うたびに自然と愛着が深まってまいります。大切な方への贈り物にぜひ、お選びくださいませ。

萩焼の陶芸家カネコツカサ氏独自の技法

カネコツカサ氏は、約400年に渡る萩焼の歴史に新しい作品を創造し、伝統を築いている萩焼の陶芸家。「墨流し」や「点描」など独自の技法で作られる器は、絵柄や色合いなど現代の感覚で楽しめるよう、陶作に挑戦しておられます。一つひとつ、気の遠くなるような時間と先生の思いの積み重ねにより出来上がる器は、作品でございます。どうぞお気に入りの一品をじっくり選んでいただき、長くご愛用いただきたく存じます。
  • 「墨流し」:濃度のある色の液をスポイトを使って色を置き、自然の流れと絶妙な振動で絵付けする方法
  • 「点描」:濃度のある色の液をスポイトでとり、各色を一粒一粒隙間なく並べて絵柄にしてゆく方法。立体感を演出

暮らしにアートな空間を。きのこや弄玉(ほうぎょく)のインスタレーション

kanekotukasa-atelier-mushroomカネコツカサ氏の作品の中で、もうひとつの代表作が「きのこ」のインスタレーション。大きさ、色、カタチ、そして、きのこの笠のうらまで個性が光る作品は、まるで自然界に生息するきのこのようです。新しい「きのこ」を手に入れるたびに「今度はどこに飾ろうか」「どこで使おうか」と、ご自宅の空間を創造する楽しさが広がります。インスタレーション・アートとは、オブジェ(きのこ)が存在する場所や空間全体が作品として表現される芸術手法の意。カネコツカサ氏の「きのこ」の作品は、ご自宅をアートな空間に演出してくれます。画像は、カネコツカサ氏の工房で撮影したきのこの様子。目線に飛び込む個性的なきのこたちに、訪れた客人の心もほっと和みそうです。そのほか、ご自宅をアートな空間に演出する作品に「弄玉」(ほうぎょく)がございます(下記画像3点目)。並べたり、積み上げたりと、大人の遊び心を誘います。萩焼の伝統を大切にしながらも「独自の技法」により新たな世界を創出している金子司氏。大谷山荘へお越しの際は、ぜひ、お手にとってご覧くださいませ。Hagi-pottery-kanekotsukasa-works9-April8th.2019 at Otanisanso

手の中にしっくり収まる、お気に入の器を暮らしの中に

萩焼ギャラリーでは、陶芸家の先生の工房に直接お邪魔し仕入をいたしております。季節による器の種類や色合い、質感など、お客様との会話に思いをめぐらしながら、陶芸家の先生と相談し、毎日の暮らしの中で親しんでいただける萩焼の器を中心に一点作品を買付けしております。一見同じように見えても、形、大きさ、絵柄の様子など、実際に手に取ると一つひとつに個性がございます。当店にお越しの際は、ぜひ、お手に取られて、重さや大きさ、感触などを確かめながら、お気に入りの器をお選びくださいませ。 山口の旅の思い出とともに、長くご愛用いただけますと幸甚でございます。※画像:醤油さし(カネコツカサ氏)

このたび、仕入れました萩焼リスト

  • 小皿
  • 猪口
  • 醤油さし
  • 高杯
  • 湯呑
  • 輪花(りんか)
  • カップ
  • 飯碗
  • 箸置
 

金子司氏の陶歴を見る

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■お取扱い店舗情報
金子司先生の作品は、大谷山荘2階の
「萩焼&金子みすゞギャラリー」にてお買い求めいただけます。
(場所:お土産処「山茶花」向い)