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【山口のお土産】萩の陶芸家・金子司氏の器を入荷いたしました(5月)

「墨流し」という独自の技法。金子司氏の特徴的な器を揃えました

kanekotsukasa-hagipottery-rurucafecup-otanisanso新緑の香る頃、いかがお過ごしでしょうか?新しい年号「令和」がはじまり、心もあらたにお過ごしのことと存じます。大谷山荘2階の萩焼ギャラリーでは、萩の陶芸家・金子司先生の工房にお伺いし、新しい器を仕入れてまいりました。今回は「墨流し」という独自の技法で作られたストライプ皿や水滴、カラフルなドット柄が人気の「縷縷」シリーズの器や浮玉など、贈り物にも喜ばれる金子司氏ならではの器でございます。さっそく、仕入れた器の一部をご紹介させていただきます。※ 画像:金子司先生の工房で撮影いたしました。

金子司氏の「墨流し」の技法がもたらした芸術

kanekotsukasa-hagipottery-suminagasi 「墨流し」とは、金子司氏の独自の絵付け技法。そのしくみは、濃度のある色の液をスポイトを使って色を置き、自然の流れと絶妙な振動で絵付けをするという技法です。その代表的な作品が上記写真のストライプ皿。また、陶器のように見えるのも特徴で、それは、収縮度の違う本体の素地と釉薬の差から、釉薬層に入るヒビ模様を「貫入」がないからです。もちろん、金子司氏の「キノコたち」も、墨流しの技法が生み出した萩焼アート。キノコにインスピレーションを受け、キノコを研究されておられるとのこと。新しいキノコが届くたびに、リアルで妖艶な造形美に思わず気分も高揚いたします。萩焼ギャラリーにお立ちよりの際は、ぜひキノコの「裏」もご覧くださいませ(萩焼ギャラリーにも「金子司のガチャ」がございます)kanekotsukasa-hagipottery-suiteki kanekotsukasa-hagipottery-kinoko

繊細な柄とカラフルな色合いの「縷縷」(るる)。贈り物にも喜ばれる萩焼

kanekotsukasa-hagipottery-ruruikidama-otanisanso このたびの器の中で特にご覧いただきたいのは、ドット柄とカラフルな色使いが目を引く金子司氏の人気の作品「縷縷」(るる)。ドット柄が特徴的なコーヒーカップ&ソーサー、ポット、飯椀を揃えました。実はこのドット柄、一つひとつスポイトで「点描」されております。濃度のある色の液をスポイトにとり、それぞれの色を一粒一粒並べて絵柄にしてゆく、相当な時間と集中力の要する作品です。萩焼ギャラリーでもやっと入荷できました。色合いはもちろん、カタチや絵柄、一つひとつに個性を発揮する器は、長く使うたびに自然と愛着が深まってまいります。大切な方への贈り物にぜひ、選んでみてはいかがでしょうか?※ 画像:金子司先生の工房で撮影いたしました。 kanekotsukasa-hagipottery-rurucafecup2 kanekotsukasa-hagipottery-rururicebowl3  

手の中にしっくりと収まる器。愛着のある萩焼を選んで毎日の暮らしに彩りを

kanekotsukasa-hagipottery-dishes-otanisansoおよそ400年に渡る萩焼の歴史に新しい作品を創造し、伝統を築いている萩焼の陶芸家。中でも金子司氏は、絵柄や色合いなど今の感覚で楽しめる個性豊かな陶作に挑戦しておられます。萩焼ギャラリーでは、どうぞお気軽にお手にとってご覧くださいませ。実際に持ったときの重さや大きさ、感触などを確かめながら、手の中にしっくりと収まる器をみつけてください。毎日の暮らしの中に、長く愛着いただける萩焼の器を取り入れていただけますと幸せます。

今回、仕入れました器のリスト

  • 「縷縷」飯椀
  • 「縷縷」コーヒーカップ、ソーサー
  • 「縷縷」浮玉
  • 「縷縷」ポット
  • 水滴
  • 箸置き
  • 皿(ドット、ストライプ)
  • 蓋物

金子司氏の陶歴を見る

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■お取扱い店舗情報
金子司先生の作品は、大谷山荘2階の
「萩焼&金子みすゞギャラリー」にてお買い求めいただけます。
(場所:お土産処「山茶花」向い)
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