- 萩焼
- 2019/09/26
【山口のお土産】萩焼の陶芸家・カネコツカサ氏の器を入荷いたしました(9月)
秋晴れのように晴れやかに。遊びごころを誘うカネコツカサ氏の器たち
海山から豊穣の幸が続々と届いてまいりました。ここ山口県も「食の秋」本番でございます。大谷山荘2階の萩焼ギャラリーでは、今回、萩の陶芸家・カネコツカサ氏の工房にお伺いし、新しい器を仕入れてまいりました。メタボカップやポット、キノコの箸置や小皿など、深まる秋をさらにお愉しみいただける作品でございます。本日は、その一部をご紹介いたします。※ 画像:カネコツカサ氏の工房にて深まる秋をさらに楽しむ心意気「メタボ」
「食の秋をさらに楽しんで頂けるような器を仕入れよう」と心に留めカネコツカサ氏の工房へ伺いましたところ、まず最初に上記画像の湯呑に心が奪われました。その名は「メタボ」(上記画像の水玉の湯呑)。食の秋では美味しいものを求める心と裏腹に、気になるお腹まわり…。私たち現代人の気持ちを捉えた作品は、まさにカネコツカサ氏ならではの個性を発揮しております。さっそく、手にとって確かめると、その持ちやすさと軽さに驚きました。どうやら、メタボを表現した段差が持ち手の指にフィットし、安定した持ちやすさを演出。「湯呑はまっすぐ」という既成概念を華麗に裏切ってくれました。新たな視点と豊かな創造性に満ちた萩焼の陶芸家カネコツカサ氏の作品は、萩焼の伝統を大切にしながらも、「独自の技法」により新たな世界を創出しております。鮮やかな色彩を放つ器やキノコのモチーフ。そこには、伝統的な萩焼の土味から生まれる温かさの中にも、現代の感覚を刺激するアートが存在。時代の共創が織りなす萩焼の器のたのしみ方を教えてくれます。今回、萩焼ギャラリーでは、3種類の「メタボ」を仕入れてまいりましたので、大谷山荘へお越しの際は、ぜひ、お手にとってご覧くださいませ。萩焼の陶芸家カネコツカサ氏独自の技法
- 「墨流し」:濃度のある色の液をスポイトを使って色を置き、自然の流れと絶妙な振動で絵付けする方法
- 「点描」:濃度のある色の液をスポイトでとり、各色を一粒一粒隙間なく並べて絵柄にしてゆく方法。立体感を演出
暮らしの中で個性を見つける愉しみ。日常の近くにある「弄玉」
先月、はじめて入荷した「弄玉」(ほうぎょく)。入荷当初から、多くのお客様に「どのように使うのかしら?」とお問合せをいただいておりました。さっそく仕入れの際にカネコツカサ先生にお伺いしてまいりました。特に使い方という決まりはないそうで、自由に使ってほしいとのこと。「先日発見したのですが、鍋敷きにもなるようです」と語ってくださいました。愛らしく妖艶な造形美は、つい手にとってみたくなる作品のひとつです。積み上げたり、逆さまにしたり、重ねたり。テーブルや机の上に無造作においておけば、日常では想像もつかない新しい発見に出会えるかもしれません。長く愛用する毎に、自分だけの使い方がみつかる「弄玉」(ほうぎょく)は、6連、3連、1つの3種類がございます。趣が異なる作品の個性を、日々の暮らしの中でお愉しみくださいませ。»8月の入荷情報を見るまずは、手にとって、触れてみて。それぞれに個性を放つ萩焼の器
日一日と秋の深まりを感じる夕食の時間は、大切な人と過ごす素敵な時間。カレーやシチュー、お鍋などのあったか料理も、明るい色合いが楽しいカネコツカサ氏の器でいただけば、さらにほっと幸せな気分にさせてくれます。萩焼ギャラリーでは、毎日の暮らしの中で親しんでいただける器を中心に仕入れております。一見同じように見えても、形、大きさ、絵柄の様子など、実際に手に取ると微妙に違いがございます。 重さや大きさ、感触など、ぜひお手に取られて、お好きな器をお選びくださいませ。 そして、山口の旅の思い出とともに、長くご愛用いただけますと幸甚でございます。※画像:カネコツカサ氏の工房にて撮影このたび、仕入れました器のリスト
- 箸置
- ポット
- 小皿
- メタボカップ
- キノコたち
- 花入れ(小)
- 弄玉(ほうぎょく)
■お取扱い店舗情報 金子司先生の作品は、大谷山荘2階の 「萩焼&金子みすゞギャラリー」にてお買い求めいただけます。 (場所:お土産処「山茶花」向い)