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【11月の天体ドーム】観測好機の土星や二重星団が輝く秋の夜空を天体望遠鏡で覗いてみませんか?

土星と月の接近や火星と木星の接近、おうし座流星群などにも注目です。

先月に続き見頃の土星やペルセウス座二重星団など、秋の天体を望遠鏡でご観測いただけます。

こんにちは。大谷山荘・天体ドームです。2026年11月にご覧いただける、長門湯本温泉の星空情報をご案内いたします。

山々の木々が少しずつ色づき、澄んだ夜空が広がる長門湯本。11月も魅力あふれる天体たちが夜空を彩っています。先月に衝を迎えた土星は、今月も絶好の観測期。南東から南の空高くで悠然と輝きを放っており、望遠鏡で覗くと、美しい環をまとった姿はもちろん、周囲を巡る衛星・タイタンの姿もご観測いただけます。20日の夜には、満月へと膨らみを増した月が土星のそばへ接近しますので、月と土星の寄り添う姿もお愉しみくださいませ。14日~17日にかけては、深夜から夜明け前の東の空で、マイナス2等の明るさで輝く木星に、赤く光る火星が日ごとに接近していきます。2つの惑星が最も近づくのは16日頃で、その間隔は約1度。満月2個分ほどですので見応えもございます。また、11月上旬から中旬にはおうし座流星群の活動も見られます。放射点が南と北の2つの群に分かれているおうし座流星群は、南群が5日頃、北群が13日頃に極大となるとみられています。流れる総数こそ控えめなものの、移動速度が遅く、ひときわ明るい火球が出現しやすい点が大きな魅力。タイミングが合えば、天体ドームからその姿をご覧いただけるかもしれません。そのほか、ペルセウス座二重星団や、プレアデス星団も見どころです。澄んだ秋の夜空を望遠鏡で見上げながら、宇宙の神秘に触れてみませんか。

11月の天体にまつわる話

ペルセウス座の二重星団と、おうし座のプレアデス星団

北東の空高く、カシオペア座とペルセウス座の間に位置する二重星団は、ふたつの散開星団が寄り添うように並ぶ珍しい天体です。地球から約7000光年もの遠い宇宙にありながら、大望遠鏡を覗くと視野の中に無数の青白い星々がきらめき、まるでダイヤモンドをちりばめたような立体感のある光景が広がります。一方、東の空から昇ってくるプレアデス星団は、日本では古くからすばるの名で親しまれ、平安時代の随筆である枕草子でも「星は、すばる」と記されていることで有名な散開星団です。地球から約440光年と比較的に近い位置にあり、誕生してから数千万年という若い星々が集まっています。望遠鏡で捉えると、淡い青白い光をまとった星々が寄り添うように輝き、その優美な姿は観る人の心を惹きつけます。秋から冬へと移り変わる夜空に佇むふたつの名星団の輝きを、ぜひ望遠鏡でじっくりとお愉しみくださいませ。

11月の星空情報

星空観測予定

11月上旬…月、土星、おうし座流星群、ペルセウス座二重星団、プレアデス星団(すばる)
11月中旬…土星、おうし座流星群、ペルセウス座二重星団、プレアデス星団(すばる)
11月下旬…月、土星、ペルセウス座二重星団、プレアデス星団(すばる)

星空トピックス

11月2日(月) 下弦
11月3日(火) 月と木星が大接近、火星が接近
11月5日(木)頃 おうし座南流星群が極大
11月7日(土) 立冬
11月8日(日) 細い月と金星が並ぶ
11月9日(月) 新月
11月10日(火)頃 金星とスピカが大接近
11月13日(金)頃 おうし座北流星群が極大
11月14日(土)~17日(火)頃 火星と木星が大接近
11月17日(火) 上弦
11月18日(水) しし座流星群が極大
11月20日(金) 月と土星が接近
11月21日(土) 水星が西方最大離角
11月24日(火) 満月(ビーバームーン)、プレアデス星団食
11月26日(木) 天王星がおうし座で衝
11月27日(金)頃 火星とレグルスが大接近
11月30日(月) 月と火星・木星が接近、金星が最大光度

山口県の日の入り時刻は17:05~17:22でございます。
日ごとの日の入り時刻は、国立天文台の公式サイトでご確認いただけます。
(参照:国立天文台の公式サイトへ)

暦の上では立冬を迎える時節。長門湯本温泉でも朝晩の冷え込みが一段と増してまいりました。空気が冷たく澄み渡るこれからの季節は、大気のゆらぎが少なくなり、星々のきらめきが一年の中で最もクリアにご覧いただける絶好の天体観測シーズンです。夜間の天体ドーム内や屋上は冷え込みますので、防寒対策をして天体ドームへ足をお運びくださいませ。

11月のご宿泊・空室カレンダーはこちら

天体ドームご予約方法

詳細情報

開館時間…19:30~22:10
休館日…毎週火曜日
場所…大谷山荘屋上(8階ギャラリーに併設)
料金…ご宿泊のお客様無料
ご利用方法…事前予約制。ご宿泊日までは予約センター、当日はフロントまでお問い合わせ下さいませ。
※ご案内の人数には定員を設けております。

観測スケジュール

19:30、19:50
20:10、20:30、20:50
21:10、21:30、21:50

ご予約方法

上記よりご希望の時間をお知らせくださいませ(お電話またはご要望欄に記載くださいませ)。
※満席の場合や天候によりご覧いただけない場合がございます。
※天候により星空が観測いただけない場合は、過去の映像をご覧いただけます。

 

天体ドームからの情報一覧へ

■よくある質問 
「なぜ、屋上に天体ドームがあるのですか?」

「お客様にも長門の美しい星空を眺めていただきたい」長門/仙崎出身の金子みすゞ氏の詩を愛する
当館相談役の発案で屋上に設置いたしました。
実は、金子みすゞ交流会のご縁で出会った理学博士佐治晴夫先生のお言葉「目に見えるものが、
全てではありません。真昼のお星をご覧いただきましょう」と、玉川大学の天文台で見た真昼の星の美しさに
感動したことが始まりでございます。 
のどかな里山の自然に包まれた長門の夜空の記憶を、旅の思い出にお持ち帰りくださいませ。

星空についての豆知識

光の速度
  • 光は1秒間に約30万Km(地球を7周半)進み、1年では9兆4600億Kmにもなります。
  • 太陽の光は地球に達するまでに8分19秒かかります
  • 月の光は地球に達するまでに1.3秒かかります
宇宙の距離単位
  • 宇宙はとても広大なため、星と星の距離単位として「光年」「天文単位」を用います。
  • 1光年=光が1年間に進む距離(9兆4600億Km)
  • 1天文単位=太陽と地球の距離(約1億5000万Km)
地球の時間
  • 1日は24時間ですが、地球の自転(1回転)の時間は23時間56分と約4分程ずれが生じます。
  • 「うるう年」を設けて調整しているのは、公転周期が365日に少し足りないからです。
  • 地球の自転(23時間56分)=400m/秒
  • 地球の公転(365日)=30km/秒
もっと詳しく星空のことを知りたい時は、 「国立天文台ほしぞら情報」 のサイトが大変参考になります。ぜひご覧になってくださいませ。